―― うれしい時も ――

孤独、劣等感、絶望にいる、あなたへ



あなたは嬉しいことがあった時に、心の中から嬉しいと感じられますか、あなたは楽しいことがあった時に、心底からそれを楽しめますか、もし、そうなら、あなたは心の中に悩みを持っていないと言えます。
これだけであなたは幸せだと言って良いのだと思います。

しかし、私は自分の幸せな状態を素直に喜べないでいました。
自分のような人間は辛く寂しく苦しいのが当たり前なのだと感じていたのだと思います。

孤独や劣等感、絶望といったマイナスの感情にとらわれているというのが、悩みを持った人間の一つの特徴かもしれません。


詩:「うれしい時も」

うれしい時も
たのしい時も
それは自分にはふさわしくない
何か人の家に座っているような
居心地の悪さを感じる
だから
うれしくてもたのしくても
そこから逃げ出したくなる





前のページの表でまとめた症状のいくつかを、もう少し詳しく書きますと、下記のようになります。
いろいろな症状があり、いろいろな悩みがあるのだ、ということを知っていただければ嬉しいです。
そして、このようなことで悩んでいるのは、あなただけではないということを知っていただければ幸いです。

とらわれの具体的な例


心臓発作などに対するとらわれ
これは、たまたま、電車に乗っていた時に、突然、動悸や発汗、息苦しさと言ったものを感じ、このまま死んでしまうのではないか、という恐怖感に襲われ、この経験を境にして、電車に乗ることが出来なくなってしまう、というような形で現れてくるのもです。

気分に対するとらわれ
阪神大震災後に、この症状を起こす人が多く出たというように、本人にとって、マイナスの強烈な経験を受けた後に、抑うつ感と言った症状が現れるものです。

身体の違和感などに対するとらわれ
たまたま体調が良くない時に、電車の中で心臓が止まるような感覚、動悸、めまいというものを感じ、これがきっかけとなり慢性化することにより身体の違和感などに対するとらわれが出来ます。

人にどう見られているかに対するとらわれ
これは人間関係における安全感、安心感といったものを喪失する結果、人間関係を避け、引きこもりといった状態になることもあります。

健康に対するとらわれ
これは、慢性的な体の不調を起こすものや、手の震え、貧弱な体型に悩む、といった劣等感といった形で現れるものです。




あなたの悩みをお聞かせ頂ければ、私の経験から少しはアドバイスできると思いますので、よろしければ、下記のアドレスまでメールをお送り下さい。

 hiro19530915@yahoo.co.jp



トップページ 次のページ